おばさん、上海ってどうよ!

え!ウソでしょ!? 50代半ばでダンナの海外赴任に帯同することに‥。 2021年〜コロナ禍での帯同に伴う葛藤や奮闘を書き留めていきたいと思っています。

上海って、どんなところなの?

上海へ赴任することが決まってから、上海って、どんなところ?‥そもそも、上海って中国のどのあたりにあるの?など、まずは、そんなことから、いろいろ調べ始めました。

 

最初は、旅行用の本を買ってみて、観光的な目線で、「へぇ〜、上海ってこんな感じなんだ〜」って感じで、テレビなんかでよく見るフォトジェニックな高層ビル群や、歴史を感じる建造物、美味しそうな食べ物に、オススメのお土産品など、良さげなイメージをインプットしつつ、旅の基本情報として載っていた、通貨と為替レート、プラグの形と電圧、気候、治安、物価‥など、参考にさせてもらいました。

 

あと、ネットでも、上海在住の日本人の方々の暮らし振りって、どんな感じなのかな?と調べてみました。

まず、最初に思ったことは、思いの外、日本人の方がたくさん住んでいらっしゃるんだなぁ‥ということ。 言葉の問題もあるし、民主主義国でもないし、なんだか暮らしにくそうだなぁ‥と思っていたのに、まさか、そんなにも、たくさんの方が暮らしていることには驚きました。 でも、よく考えてみれば、日本は中国なしでは生きていけないほど、経済的には依存しているし、そこに日本人を置いておかない訳にはいかないのかな?と思ったり。

 

その次に思ったのは、贅沢品の物価が高そうなので、日本人品質の暮らしをしようとすると、相当、お金が掛かりそうだなぁ‥ということ。 20年前、マレーシアで暮らした時も、同じように贅沢品は割高でしたが、そもそもの物価が日本の3分の1くらいなので、そこまで苦にならなかったような気がします。 でも、今度の上海は、そもそもの物価がそんなに安くはなさそうなので、どうなるかなぁ‥と。 贅沢を慎めば、なんとかなるものなのかな?‥と思ったり。

 

それから、モバイル決済とか、スマホがないと生きて行けなさそうで、日本以上にデジタル化が進んでいるんだなぁ‥と思いました。 まだまだ日本では、私みたいなおばさんで、モバイル決済を使っている人は少数派かと思われますが、中国では、AlipayとかWeChat Payの方が主流となっているみたいで、現金を使う場面の方が少なさそう!! でも、これって意外と、言葉を話せなくてもなんとかなりそうなんじゃないの?‥と思ったり。

 

そして、上海って、思ったほど治安も悪くなさそうかも!?‥と思いました。 以前、帯同したマレーシアも、東南アジアにしては比較的治安の良いところでしたが、それでも、家の近所でスリにあったとか、脅されてお金を取られたいう話も聞きましたし、基本的には、どこへ行くにも「ドアtoドア」の車での移動で、昼間の近所でも、外を1人で歩くことはありませんでした。 でも、上海では、ある程度、注意は必要かもしれませんが、公共交通機関も使えそうなんだな‥と思ったり。

 

私は、日本以外で暮らすのは、全くの初めてではないので、「住めば都」と言うか、最初、慣れるまでは大変でも、本帰国する頃には、きっと日本に帰りたくなくなるであろうことを知っています。 

それでも、やっぱり不安はいっぱいで、いろいろ調べずにはいられませんでした。

しかし、いろいろ調べたとしても、海外で暮らすとなると、思いもしないような、いろいろな出来事が出てくると思います。

今回の、コロナ禍での、この、自分ではなんともできない「帯同待ち」という経験も然り。

 

何なんだ!この状況は!こんなはずじゃなかった‥と思いつつも、今後の上海での暮らしに思いを馳せ、中国語の勉強などしながら、前向きに帯同待ちをしている、今日この頃です。😅