おばさん、上海ってどうよ!

え!ウソでしょ!? 50代半ばでダンナの海外赴任に帯同することに‥。 2021年〜コロナ禍での帯同に伴う葛藤や奮闘を書き留めていきたいと思っています。

ダンナの渡航後、こちら側では‥

21年8月にダンナが上海へ渡航

連絡手段を自分たちなりに確立してから、隔離生活の中、毎日、WeChatで、朝昼晩の中華弁当の写真が届いたりして、なんだかんだと連絡が来ていたので、いつもは気にしないで放りっぱなしのスマホを、肌身離さずそばに置いておくようになりました。

隔離中、暇にしているだろうし、何かメッセージが来た時には、すぐに返信してあげないと孤独を感じるんじゃないかな?とも思ってのことでした。

前にもちょっと触れましたが、最初っから、スーツケースの鍵を紛失したり、税関をスルーしてしまったりしていたので、またダンナが何かやらかした時、こちらでもすぐにフォロー出来るようにするためでもありました。

 

ま、私も、今は、仕事もせず、ただただ、帯同ビザ待ちをしている暇人だから、できることではあったのですが‥ でも、これがだんだんと苦痛になってきまして‥。

 

本当は出来るのかもしれませんが、私みたいなおばさんには、WeChatの通知音をWeChatだと分かるように変えることが出来なくて‥。

LINEは、LINEの通知音でLINEが来たって分かるのだけれど、WeChatは、他の諸々の通知音と一緒の通知音になってしまって、その都度、何のお知らせが来たのか?確認することが必要になってしまいます。

WeChatが、いつ来るか?いつ来るか?と通知音が鳴るたびに、スマホを確認して、連絡を待っていたら、何だか気が休まる時がなくなってしまって‥。

そのせいなのか?夜中、熟睡できなくなってしまい、昼間も、ずっと眠い状態なんだけど眠れない‥みたいな、つらい状態が続いてしまいました。

 

ダンナの隔離期間が終わってからも、お家を決めるための相談があったり、決まった後は、船便で持っていく荷物の相談だったり、上海での生活の様子だったり、いろいろ連絡がありました。

 

中でも、ビックリしたのは、就労許可が出る前に、ビザの有効期限が切れてしまい、不法滞在となって、警察で拘束されての事情聴取をされ、行政処分となった話。

現地で事務手続きをしてくださった社員の方が、就労許可をもらうまでにそんなに時間がかかるとは思っていなかったらしく、ビザの延長申請をしてくださらなかったことが原因だったらしいです。

(もちろん、そのことをお任せしたままで、本人が確認していなかったことも悪いのですが‥)

 

結果、たぶん、どなたかのご尽力があって、行政処分ということで済みましたが、一時は、強制送還で日本に送り返されそうな話になって、帰国の飛行機に乗るために、荷物はまとめるは、PCR検査も受けるは‥のドタバタ騒ぎ‥。

いったい、どうなることか?と、もう、こちらも気が気じゃなかったなかった‥ということもありました。

 

そんなこんなで、いろいろありましたが、ダンナの方も、だんだんネタが尽きてきたのか、そのうち、連絡の回数が減ってきて、渡航の日から約2ヶ月後の10月24日、ついに連絡の来ない日がやってきました。

それを機に、こちらも、もう、連絡待ちの待機はしておかなくて良さそうだ‥と、やっと、気分的に解放されたのでした。

 

ダンナは、思ったより遅い10月27日にやっと就労許可が出て、10月14日に本帰国されてしまった前任者と引き継ぎも満足に出来なかったまま、仕事に行き始めました。

でも、中国語レッスンに通ったり、飲み会に行ったり、ゴルフに行ったり、サークルに入ったり‥お蔭さまで、毎日、新しく知り合った方々に仲良くしていただいて、楽しく、充実した日々を過ごせているようです。

 

これで、私も、ようやく、ひと安心‥。 いやぁ‥ 良かった、良かった!!😄