突然ですが、私は、中学の途中から、吹奏楽部に入っていました。
途中から‥というのは、それまで、その中学校になかった吹奏楽部が、私が2年生になった時に、新設されたからです。
その時、3年生になってから入部された先輩は、たったひとりだったので、同じ楽器の先輩がいなくて、私は、ずっと、誰からも教わることもなく、教則本を見るだけの独学で、音を出していました。
高校になってからも、吹奏楽部に入部。
他の中学校出身の生徒みんなが、上手に演奏できる中、私は、なかなか上手く出来なくて、劣等感を感じながらも、だんだんと、練習しても、練習しても、思うように吹けないところが、逆にチャレンジ精神を掻き立てられて、私的にツボにハマってしまいました。
さらに、みんなで、一つの曲を作り上げる時の楽しさにも、虜にもなっていったのでした。
ツボにハマってしまった私は、その後、短大に行っても、社会人になっても、ずっと演奏活動をやめられなくて‥、結婚して、妊娠後、つわりが酷くなったことから、やっと、いったん、休止。
その当時、「これで、もう、やめてしまうことになるのだろうなぁ‥」と、思っていたのですが、なんと、13年間のブランクを経て、子供が留守番できるような歳になった頃に、再び、活動を開始!!
出産、育児のブランクの後、お仕事は、いろいろな壁があって、なかなか、復帰できなかったのに、諦めかけていた演奏活動の方は、あっさりと、復帰できたのでした。
もうすでに、50歳も過ぎたおばさんですが、去年10月まで、コロナ禍、感染対策に気を遣いながらも、細々と、演奏活動をしていました。
毎年、秋に定期演奏会をしている楽団だったため、今年の春、引っ越す予定だった私は、次の年の定期演奏会に参加できないし‥と思い、コロナ禍だったこともあって、去年10月の演奏会をもって、退団。
春になったら、引っ越し先で、新たな吹奏楽団で、活動する予定でした。
しかし、そのさなか、上海赴任の話が浮上‥
いつ渡航できるか?わからず、演奏活動が出来ないまま、1年以上が過ぎてしまいました。😭
そして、今、上海帯同で、私が、一番、楽しみにしているのが、「上海ブラスバンド」という、日本人駐在者が中心で活動しているバンドに、参加させてもらって、演奏活動を再開すること!!
その「上海ブラスバンド」。
実は、次の日曜日、12月19日が、第33回定期演奏会の予定でした!!
でも、上海でコロナの影響が、ちらほらと出てきていることから、開催するにあたって、ホールから、いろいろ条件を提示されたようで、その条件をクリアするのが難しいため、急遽、昨日になって、いったん、中止の決断をされたのだそうです!!
私とダンナは、地元の吹奏楽団で知り合って、結婚に至った仲。
当然、ダンナも上海で、楽団に入団し、演奏活動を始めていました。
今回が、ダンナにとって、上海に行って初めての演奏会。
ユニフォームとして、黒礼服が必要だったのですが、まだ、船便の荷物として日本に残っていたので、急いで、郵便局から送ったりもしたし、お客さまを楽しませるための企画に使う、小道具の使い勝手を試してみたり、いろいろ楽しんで、準備をしてきたようでした。
それなのに、あと5日‥というところで、急な中止の連絡。
ダンナ本人も、とても、残念だったことでしょう‥
でも、翌日、すぐに、別日程の、来年2月13日で、ホールを確保し、ひとまず、中止ではなく、延期ということに、なったそう。
今まで、みんなで練習してきたのに、基本、駐在者で構成されるこのバンドでは、3月あたりで、どうしても本帰国の方が出てきてしまいます。
ですから、なるべく、今のメンバーで一緒にできることを期待して、この日程を選ばれたか?と思われます。
しかし、ゼロコロナ政策の中、オミクロン株が、国内に入ってしまった中国で、新しく設定したこの日に、演奏会ができる保証はありません。
メンバーの入れ替わりの激しいこの楽団ですが、今のメンバーのまま、この演奏会を開催できるよう、祈るばかりです。
そもそも、当初、ダンナが渡航した8月には、もしかしたら、2021年12月19日、私は聴きに行けるかも?と思っていました。
でも、今や、延期された日程でも、まだ、上海へ渡航すらできていないんじゃないか?という気がしています。
ましてや、私自身が演奏活動できるようになるのは、いつになることやら!?🙄
まだ、団員でもない私が、お知らせするのはどうか?とも思いますが‥
あらためまして‥
上海ブラスバンド、第33回定期演奏会、2022年2月13日(日)に、延期となりました。
もし、ご興味のある方、いらっしゃいましたら、ぜひ、足を運んでみてくださいませ!!
余談ですが、ブログアイコンの中の、テディベアが持っているモノは、実は、私の担当している楽器なんです。
小さ過ぎて、よく見えないんだけどね!!🤗