おばさん、上海ってどうよ!

え!ウソでしょ!? 50代半ばでダンナの海外赴任に帯同することに‥。 2021年〜コロナ禍での帯同に伴う葛藤や奮闘を書き留めていきたいと思っています。

中国帯同ビザの申請手続き

渡航予定日から逆算してギリギリのところで、半分以上諦めていた、待ちに待った招聘状が発行されました。

その招聘状が発行されてから、今度は、たったの4日で、あれほど、予約が取りにくいと言われていた東京のビザセンターでの申請の予約も、奇跡的に、取れました。

そんなに運が良いほうだと思えない私ですが、ここのところ、順調に進み過ぎて、怖いような思いもしています。

 

この運に、感謝しながら、早速、申請に行ってきた次第です。😊

 

ビザセンターで、まずは、予約が取れた時に印刷した予約票を、入口の警備員さん?にお見せしました。

すると、警備員さんの方で、当日の予約者のリストをお持ちのようで、予約時間や名前など確認され、チェックをされていました。

その後、中へ入るように促され、中では、ブースの中の職員さんが、手を挙げて、こちらへどうぞ‥というような、合図をしてくださいました。

 

ブースでは、中国人の男性の方が、応対をしてくださったのですが、まず予約票をお見せして、その後、そんなに流暢ではない日本語で「書類をお願いします」とおっしゃいました。

念入りに、これでもか!というほど、準備してきた書類を、全部、お渡ししたら、パラパラと何往復かするように、確認をされていらっしゃいました。

 

途中、今までに中国に行ったことはあるか?とか、ダンナの工作許可証のコピーはこれしかないのか?新しいのが他にないか?とか、聞かれました。

書類に不備はないと思っていたのに、何か問題があったようで、ちょっと焦りましたが、ダンナの工作許可証については、今は、これしか持っていないことを伝えると、今度は、ダンナは、いつから中国で働いているか?と聞かれたので、10月からだと伝えました。

(その時は、それ以上、何も聞かれませんでしたが、後から考えてみるに、ダンナの工作許可証の有効期限が、残り180日を切っていたことが問題だったのでは?と、ダンナは申しておりました。)

 

その後、中国語で、隣のブースにいらっしゃった女性の職員さんと、少し何かを相談されて、(私が見たところ)「ま、いいでしょう‥」的な感じになったらしく、書類を全部戻されて、受付番号を渡されました。

そして、受付番号がモニターで呼び出しをされたら、指示された番号のブースへ進むようにと、言われました。

時間を予約して行っているし、そんなにたくさんの人もいなかったので、長い時間待つこともなく、すぐに、番号は呼び出されました。

 

次のブースに進んで、同じく中国人の、今度は女性の職員さんが応対してくださいましたが、まずは、受付番号の紙をお渡ししました。

こちらの方も、そんなに流暢でない日本語で、「書類、写真、パスポート、全部、出してください」とおっしゃったので、準備してきたものは、全部、お渡しをしました。

 

まずは、新旧のパスポートをチェックされて、2冊のパスポートの発行に、結構、長い間隔があったため、この間のパスポートは持っていないか?とか、中国に行ったことはあるか?とか、尋ねられました。

次に、先程のブースの時よりも、もっと念入りに、いろいろなところに丸印を付けながら、書類のチェックをされて、途中、「(上海当局の)招聘状に、滞在許可150日と書いてあるので、あなたは、S1ビザの申請は出来ません!」とおっしゃいました。

 

え!?そうなの? そこは、全然、見てなかったわ‥🤭

 

サポート業者さんから頂いていた資料では、滞在許可180日のS1ビザを取得するようになっていたので、提出した書類のオンライン入力では、全部、その資料に基づいて、入力してありました。

ここまで来て、まさかの出直しになるのか?と思って、またも、ちょっと焦りましたが、職員の方がおっしゃるには、その場で手書きで書き直して訂正し、S2ビザとして、申請すれば良いとのこと。

 

S1のチェックを入れた欄に、打ち消しの二重線を入れて、訂正印ならぬ、直筆サインをし、S2の欄にチェックを入れ直したり、渡航期間180日のところを、同様に150日に訂正したり、担当してくださった職員さんの仰せのままに、手書きで修正していき、何箇所か訂正した後、そのまま、S2ビザの申請をすることになりました。

 

それから、「渡航に関する書面」(今までに、中国(海外)へ渡航したことがある人が、最後に日本に戻ってきた日を申告する書面)でも、中国へは渡航したことはなかったので、「中国への渡航履歴なし」と記載していましたが、マレーシアへ赴任していたことがあったので、最後に日本へ入国した日付を書いていた下に、「マレーシア」と書くようにとも、指示されました。

 

あと、せっかく持参して行ったのに、「これは要らないです」と返却されたものもあって、身分証明書として持参したマイナンバーカード、古いパスポートの最後に日本へ入国した時のスタンプページのコピー、古いパスポートのマレーシアのビザのページのコピー、居留許可手続き誓約書は、返却をされました。

 

提出する書類が整った後、写真撮影と、指10本の指紋採取をし、新旧のパスポート2冊をお預けしたまま、最後に、申請内容やビザ受け取りの日時などが印刷された「請求書」なる用紙を渡され、促されるまま、その用紙に署名、日付を入れました。

そして、指定された日時に、その「請求書」と代金8500円を持参して、受け取りに来るように‥と指示され、本日の申請は、終了となりました。

 

ウチは、サポート業者はつけてもらえましたが、代行業者は通さずに、個人での申請になったのですが、思えば、問題だったのは、ビザセンターの予約が取りにくいことだけで、あとは、帯同家族本人である自分だけでも、なんとかなったようです。

 

予約した時、予約時間の10分前には来ておくように‥と指示されていたので、ビルの1階で少し時間を潰してから、15分前くらいに行ったのではないかと思われますが、終わってみたら、予約時間から5分しか経っていなかったので、実質、申請にかかった時間は、20分くらいだったかと思います。

ビザセンターまで、片道、2時間弱かけて行ったので、なんだか、あっという間に終わってしまった気がして、拍子抜けなくらいでした。

 

つくづく、ダメ元で大阪まで行かなくても済んで、良かったなぁ‥と思いました。😮‍💨