おばさん、上海ってどうよ!

え!ウソでしょ!? 50代半ばでダンナの海外赴任に帯同することに‥。 2021年〜コロナ禍での帯同に伴う葛藤や奮闘を書き留めていきたいと思っています。

おめでとう!って言われました。

今日の上海は、朝からずっと、霧雨。

外は、真っ白に霞んでいて、何も見えないような状態でした。

 

ちょうど、昨日、今の先生からの最後の授業で、教えていただいた、雨の降り方による表現を、思い出していました。🧐

 

日本で言う、『霧雨』のことは、中国では『毛毛雨(maomaoyu)』と言うらしいです。

日本では、霧雨、小雨、大雨、豪雨‥と言いますが、中国では、毛毛雨、小雨、中雨、大雨、爆雨と言うそうで、『中雨』という表現は、日本には無いなぁ‥と思いました。

(ちなみに、雪は、『小雪』と『大雪』のふたつで、日本と同じで、『中雪』は無いそうです。)

 

さて、そんな霧雨の中、今日は、上海ブラスバンドの練習へ行ってきました。😊

 

いつもは、地下鉄とバスを乗り継いで、最寄りのバス停から、20〜25分くらい歩いて行っている練習会場。

今日は、霧雨‥と言っても、小雨に近い雨だったし、楽器を持って傘をさして歩くのは、大変なので、タクシーで行くことにしました。

 

ダンナが、スマホからタクシーの予約をして、来てくださったタクシー。🚕

 

とにかく、荷物が多いので、後ろのトランクを開けていただいて、ふたり分の楽器を詰め込んでから、後部座席に乗り込みました。

上海では、タクシーに乗るにも、場所コードが必要なので、まずは、コードをスキャンしなくては‥と、QRコードを読み込もうとするも、既に、発車されている状態なので、揺れて、ピントが合わせられなくて、なかなか、読み込めません!

 

あーでもない、こーでもない‥と、後部座席で、ふたりで、どうやったら、コードが読み込めるか?やりとりをして、しゃべっていたら、運転手さんが、突然、「Japanese?」と、話しかけてこられました。

 

上海では、普段、タクシーに乗った時に、日本人や外国人でなくても、話しかけてこられる運転手さんは、ほぼ、いらっしゃらない‥と、聞いています。🤔

 

ちょっと、ビックリして、一瞬、もしかして、日本語を喋られる運転手さんなのかな?日本語で、おもてなしをしてくださろうとしているのかな?と思いました。

しかし、その後は、ほぼ、中国語で話しかけられ、私は、全然、何をおっしゃっているのか?聞き取れませんでした。

しかし、ダンナは、少しの間、つたない中国語で、楽しそうに、会話をしていたので、何をしゃべっていたのか?と思ったら‥

 

なんと! 「ワールドカップサッカーで、日本は、スペインに勝って、決勝トーナメントに行けることになったね!おめでとう!!」‥というようなことを言ってくださったのだそう!?😳

 

私たちふたり、文化系クラブの出身で、サッカーには、全く、縁がありません。

それでも、ただ、日本人だというだけで、わざわざ、身振り手振りで、一生懸命、おめでとう!の気持ちを伝えてくださったタクシーの運転手さんの、こちらが、嬉しくなるような行動でした。

中国の人は、日本が嫌いなんじゃないか?と思っていたけれど、こんなにも、応援してくださっているなんて、本当に、ビックリ!!

 

サッカーのことは、ニュースとして聞いていたけれど、サッカーのことが好きな人にとっては、そんなにスゴいことだったんだなぁ‥と、中国の人に言われたことで、今更ながら、知ることになるとは‥。

 

しかし、あの運転手さん‥タクシーの車種も、こちらでは珍しい、日本車だったので、もしかしたら、日本びいきなのかもしれないですね‥🤗