「+7」のホテルのお部屋は‥
14日間の集中隔離を終えて、7日間の健康観察期間に入って、7日目。
入国後21日目に入りましたが、今日も、PCR検査の連絡はありませんでした。
本来なら、ここへ来てから2回目の検査を受けて、陰性ならは、明日、健康観察からも、解放されるはずなのですが‥。
さて、ここから、今日は、ちょっと、長くなってしまいますが、「+7」のホテルが、どんな感じだったか?を、書き留めておきたいと思います。
私は、「+7」の健康観察期間を、自宅で過ごす許可がもらえず、また、次に滞在する、グリーンコードのホテルを、自分で手配出来なかったので、「14日間」の集中隔離ホテルで、次の行き先が決まらない人のための、政府が手配してくださるホテルを、確保してもらえるよう、お願いすることになりました。
移動前日の夜、一応、集中隔離ホテルからのWeChatで、「次のホテルは、○○ホテルになった」とは、教えていただけましたが、検索してみると、系列店なのか?同じ地区に、3件も、同じ名前のホテルがあって、そのうちのどれが、これから、私が移るホテルなのか?が、よくわからない‥。
3件のうちの2件に、それぞれ、口コミがあったので、読んでみましたが、良いイメージを持たれた方もいれば、悪いイメージを持たれた方もいらっしゃって、ご意見は、マチマチ。
日本人の方のコメントは無くて、全部、ちょっと変な日本語に、訳されていました。
でも、皆さま、一貫して、コメントされていたのは、「部屋が狭い」‥ということでした。😩
確かに、部屋は、前のホテルと比べると、新しいけれど、ちょっと狭い(前の部屋の半分以下)かな‥という感じ。
大きなキングサイズのベッドに占領されたお部屋は、バランスボールを出すどころじゃなく、大量の荷物をどこへ置こうか?といった感じです。
でも、広さで言えば、日本のワンルームのお部屋くらいは、あるんじゃないか?と。
欧米の方々には、狭く感じるかもしれませんが、私は、前のホテルを経験していなければ、そこまで狭くは、感じなかったかも!?と思います。
こちらのホテルでは、景観も、前のホテルの部屋のように、高層ビル群を遠くに眺められる、視界が開けた感じではなくて、道路を挟んだ向かいの、市民の皆さんが住むアパートでは、以前、シンガポールで見たような、串刺しのような洗濯物の干し方がしてあるし、向かいの部屋のお姉さんが、窓辺でご飯を食べているのも分かる‥というような眺めでした。
たぶん、向かいの部屋でも、こちら側が、よく見えると思われますが、部屋には、いわゆる、普通のカーテンは掛かっていなくて、上下に動く、電動のロールカーテン?がついていました。
あと、前のホテルのテレビ(日本で一般的な家庭用テレビくらい)の3倍くらいの大きさの、壁掛け式のテレビがありましたが、リモコンの操作方法が分からず、電源を入れて、いろいろ押してみても、ホテルのコマーシャルしか流れないので、残念ながら、テレビを見るのは、早々に、諦めました。
ホテルのWi-Fiは、設定する時に、前のホテルみたいに、パスワードを入れれば良いだけじゃなかったので、仕組みが分かるまで、おばさんは、ちょっと、手こずりましたが、見ている動画が途中で切れてしまうことも、前のホテルよりは、かなり少なく、比較的、安定して繋がってくれています。
テレビが、壁掛け式で固定されているため、HDMIケーブルが使えなくて、大画面で動画配信を見られないのが、ちょっと、悔しいところです。
それと、今度は、冷蔵庫がありませんでした。
最初に渡航した頃よりも、確実に上海は暑くなってきているようで、前のホテルでは、冷たく冷やしたミネラルウォーターを、シャワーの後に飲むのが、体をクールダウン出来て良かったのですが、今回はなくて、ちょっと、残念。
冷房も、前のホテルみたいに、部屋の中に、設定できるような装置が付いていたのですが、今度は、26℃と設定しても、持ってきた温湿度計では、22℃くらいになってしまって、逆に、寒くなりすぎて、使えず、残念‥。
液晶画面で温度設定ができるようだったので、今度は使えそうだ‥と期待したのに、効きすぎて使えないとは、ガッカリでした。
ユニットバスは、中に入ると、パッと、勝手に電気が付いて、使い終わってしばらくすると、勝手に切れるような、ちょっと、ハイテクな感じですが、バスタブはなく、シャワーだけ。
でも、今度は、ヘッドが大きいながらも、手で持てるタイプのシャワーも付いていたので、洗髪がしやすかったです。
トイレも、モダンな四角い感じの便座だけど、大きなお尻の私でも、便器の中に、落っこちてしまいそうな大きさの便座で、ビックリ!!
洗面所は、ユニットバスの外で、全然、違う位置の、部屋の入り口のドアを開けた、すぐ隣にあるので、トイレの後、手を洗うのに、そこまで行かないといけないのが、ちょっと、気になる感じでした。
それから、コンセント。
差し込み口が、ない訳ではないけれど、USBを直接挿すタイプの電源が半分くらい。
私のようなおばさんは、スマホを充電するにも、コンセント派だったので、コンセントの数が、ちょっと、少ないように感じました。
あと、クローゼットがなかったので、洋服を掛けてしまっておくところがなくて、前のホテルでは、お洗濯の時に活躍した、ロングタイプのS字フックをユニットバスのドアに引っ掛けて、ハンガーを吊るしました。
今回の部屋では、突っ張り棒を突っ張れるようなところも、S字フックを引っ掛けられるようなところもなくて、洗濯物は、スペース的にも、本当に、干すところが無くて困りました。
ま、あと7日だったので、最低限、肌に触れるものだけを手洗いして、あとは、家に帰ってから洗濯しようと思っています。
その間は、そんなに、たくさんないけれど、持って来ていた服を、総動員させることにしました。
ミネラルウォーターは、最初、350mlのものが、2本しか、お部屋に置いていなくて、ちょっと、焦りましたが、毎日、2本ずつ届けてくださるようで、時々、トイレットペーパーや、ゴミ袋の補充なんかもありました。
お弁当は、1日3食でお願いしましたが、今までより、ちょっと小ぶりな容器に入ってきていました。
それでも、おばさんには、食べ切れないくらいの量ですが、メニューは、集中隔離ホテルよりも、いろいろなものを食べさせてくれる感じかな‥。
どちらも、美味しいですが、前のホテルは、いわば、田舎のおふくろの味‥的な中華弁当で、中には、ピリ辛なものもありましたが、総じて、優しめの味付けやメニューが多かったのに対し、こちらのホテルでは、同じく中華弁当が基本ですが、ウインナー、クリスピーチキン、フライドポテトなど、私たちにも馴染みのある、ジャンクフードっぽいものも、ちょっと、取り入れてくださったりしていて、上海入りから14日間、同じような中華弁当を食べ続けてきた私にとっては、ちょっと、テンションが上がる感じでした。
以上、話が長くなってしまいましたが、皆さま、いかが、お感じでしたでしょうか?🙄
なかなか、私のように、「+7」の健康観察期間までも、政府に手配してもらったホテルで過ごすことになる方は、いらっしゃらないか?と思われますが、もしも、いつか、私と同じように、なんらかの理由で、「+7」のホテルを、自分で手配出来なかったという方がいらっしゃった時の、安心材料の一つとして、参考になれば‥と思い、私の思ったまま、2つの隔離ホテルの違いを、書き綴ってみました。
最初、政府の手配で、勝手に当てがわれるホテルなんて、いかがなものか?と、私も、ちょっと、不安を感じていましたが、集中隔離ホテルと比べ、一長一短はありますが、同じ4つ星ランクのホテルでしたし、結果、健康観察用のホテルも、そこまで、隔離ガチャに外れた感はなく、そこそこ、快適に過ごせています。
しかも、こちらのホテルでは、ホテルがポップな感じだからなのか?、働いている方々も、皆さま、お若くて、優しくて、フレンドリーな感じで、とても、好感が持てています。
ま、集中隔離ホテルでは、どうしても、私たちのような入国したばかりの人を、バイ菌扱いしておかないと、万が一、コロナをうつされては、大変ですから、そうそう、人と会った時に、にこやかに、挨拶なんかしていられませんものね。
そこは、理解できるので、比べてはいけないところだったかもしれませんね。
こちらのホテルでは、前のホテルには無かった、コンディショナーが置いてあった!と思って、喜んで使ってみたら、なんだか泡立ってきて、これって、シャンプー混じってない?みたいなことがあったり、用意してあるはずの歯ブラシが、部屋の中になかったり(持参しているので困りませんが‥)、ちょっと、想定外のことも、ちらほら、あるにはありました。
でも、この暑い中、皆さま、ずっと、防護服に、マスク、フェイスシールドで、お仕事をしてくださっています。
もちろん、集中隔離ホテルのスタッフさん達にも、そこは、同様に感謝しかありません。
こんな大変な時期に、1日1万人とか、感染者が出る国からの入国者を、リスクがありながらも、受け入れてくださって、本当に、ありがたい!!
私のように、健康観察期間を、自宅アパートで過ごすことを、アパートから、受け入れ不可と言われたり、また、健康観察期間用のグリーンコードホテルを、自分で手配できなかった場合は、政府の手配してくださるホテルで「+7」の期間を過ごすのも、ついでで、移動の車も、手配してくださるし、そんなに悪くないかもしれませんよ。🤔