おばさん、上海ってどうよ!

え!ウソでしょ!? 50代半ばでダンナの海外赴任に帯同することに‥。 2021年〜コロナ禍での帯同に伴う葛藤や奮闘を書き留めていきたいと思っています。

WeChatとAlipayの移行

5/17に自宅へ辿り着いて、6日目。

上海へ渡航してきて、29日目となりました。

いろいろあって、本来21日間のはずだったのに、合計23日間となってしまった隔離期間の間、大変お世話になった、動画配信サービスの、1ヶ月無料お試し期間が終わりを迎えるにあたり、解約の手続きをしたところです。

 

自宅のインターネットテレビで、日本のテレビも、ほぼリアルタイムで、見られることがわかったし、ホテルでも自宅でも、インターネット環境が安定しないため、動画配信サービスと繋がらなかったり、運良く繋がっていても、時々、途中で止まってしまったり、そのまま、途切れてしまったり、なかなか満足には見られなかったので、やっぱり、動画配信サービスの契約は、解約することにしました。

 

さて、タイトルにも書きましたが、昨日、ようやく、完了した移行の話。

 

WeChatは、ネットで調べて、参考にさせてもらい、この家に到着した当日中に、日本の携帯電話番号のスマホ(旧スマホ)から、中国の携帯電話番号のスマホ(新スマホ)に、移行することが出来ました。

 

  • まず、(旧スマホ)で、自分→設定→チャット→チャット履歴のバックアップと移行→チャットを他のデバイスに移行‥と進み、Wi-Fiを有効にした状態で、→チャット履歴を選択‥から、残したいチャットを選び(私は全て選択にしました)→完了と進みます。すると、チャットログ移行のQRコードが表示されるので、そのコードを、スクリーンショットで撮って、保管しておきました。
  • 次に、(新スマホ)にインストールしたWeChatから、WeChat-IDとパスワードで、ログイン。(WeChat-IDは、(旧スマホ)→自分‥のところで、事前に確認しておきました。パスワードは、もし、忘れていても、再設定できるようです。)
  • ログインした(新スマホ)で、自分→設定→アカウントセキュリティ→電話→携帯とリンクする‥の画面で、→携帯電話番号を替える→電話の確認‥で、(新スマホ)の電話番号を入れて、→次へ‥と進み、送られてきたSMS認証コードを入力して、登録。
  • (新スマホ)の連絡先→画面の右上にある(+)→スキャン‥で、(旧スマホ)でスクリーンショットを撮っておいたQRコードを、スキャンすると、これまでのチャット履歴や、連絡先が引き継げました。

(ちなみに、WeChat Payについては、まだ、使っていなかったので、その残高の移行については、今回は、わかりませんでした。)

 

そして、問題のAlipay‥。

 

Alipayは、なかなか、移行が出来なくて苦戦したのですが、何をそんなに苦労したのか?というと、中国の携帯電話番号を持つスマホ(新スマホ)に、SMS認証コードが届かなかったため、(新スマホ)での、ログインが出来なかったことでした。

 

WeChatは、LINEと同じように、ひとつのIDに、ひとつの端末しか紐づけられないので、移行作業が必要でしたが、Alipayは、電話番号自体がIDになっていて、別の端末からでも、ログイン出来るようになっているみたいなので、本来は(新スマホ)のアプリを開いて、電話番号とSMS認証コードを使って、ログインし、電話番号の変更をすれば良いだけで、WeChatのように、段階を踏んで、移行作業をする必要もなく、簡単なのだろうと思われました。

 

しかし、SMS認証コードが届かなかったことから、電話番号を使ったログイン以外の、別の方法でのログインを試みようとして、E-mailアドレスを使ってログイン‥とか、パスポートのICチップを使って、本人登録をし、顔認証を使ってログイン‥とか、いろいろな方法を、試してみたのですが、何をしてみても、最終的に行き着くのは、中国の銀行口座のカード番号を登録して‥というような画面で、そこから先には、どうしても進めません。

中国の銀行口座番号‥って、そんなの、持ってないし、ロックダウン中で、口座を作りに行くことも出来ないし‥と、そこで、詰んでしまっていました。

 

それにしても、いったい、なんで、SMS認証コードが届かないんだろう???🙄

 

(新スマホ)は、1年前、楽天モバイルに乗り換える前まで使っていた、元々は、docomoの端末。

日本の自宅のWi-Fiが使えるうちに、ネットで調べて、自分で、SIMロックを外し、使わないアプリもアンインストールしてから、あらかじめ、中国で使うことになるであろうアプリを、複数、インストールして、準備して持ってきたスマホです。

 

最初は、(新スマホ)に、「+メッセージ」という、SMSのアプリは、残してあったけれど、docomoの端末に最初から入っていた、SMSのアプリは、アンインストールしてしまっていたので、それが原因で、SMS認証コードが届かないのかな?‥と考え、VPNをONにして、中国の携帯電話番号からでも、GoogleのPlayストアが繋がるようにし、以前、アンインストールしたものと同じ、SMSのアプリをインストールしました。

 

WeChatのSMS認証は、これで、届くようになり、当日中に移行出来て、ダンナの端末や私の(旧スマホ)端末から、送ったショートメッセージも届くのに、やっぱり、Alipayからの認証コードだけは、届きません‥。

 

これ以上、いったい、どうすれば良いのか?わからないし、Alipayは、今、健康コードも紐づいていることから、その履歴が、消えてしまうのも怖くて、ここで、私は、いったん、移行作業を中断をしていました。

 

そして、昨日、ダンナが、どれどれ‥と、よく見てくれたところ‥

 

なんと、「+メッセージ」アプリの設定の中で、『端末の連絡帳の中に登録していない連絡先からの、メッセージは表示させない』‥という設定がしてある!‥ということを、発見!!😳

 

早速、ダンナが、「+メッセージ」アプリの設定を、『連絡帳に登録していない連絡先からのメッセージも表示する』ように変更してみると、これまで、何回も試していた、Alipayからの認証コードが、たくさん、ちゃんと、届いていて、表示されているではありませんか!!

 

迷惑メールフィルターとか、自分で掛けた覚えもないし、何故、そんな設定になっていたのか?もしくは、標準設定だったのか?わかりませんが、とにかく、このアプリの方に、認証コードが届いていたことがわかり、表示もされるように設定できたので、ここから、最初に戻って、中国の携帯電話番号を持つ(新スマホ)の電話番号を使って、SMS認証コードを確認、入力し、今までの苦労はなんだったのか?というくらい簡単に、やっと、ログインに成功!!

健康コードの履歴も、ちゃんと、引き継がれていることも、確認出来ました。

(ちなみに、WeChatと違い、Alipayは(旧スマホ)でも、ログイン出来るので、今、新・旧、両方のスマホから、健康コードを呼び出せる状態になっています。)

 

振り返ってみますと、たぶん、Alipayの移行の手順としましては‥

 

  • まず、日本出国前に、アリペイの本人登録が出来ているか?を確認するために、ダンナから送金されていた、(旧スマホ)のAlipayの残高を0にするため、今度は、私から、ダンナへ、全額、送金(返金)をしておきました。
  • そして、(旧スマホ)のAlipayから、右下のMe→右上の歯車の形をしたセッティングマーク→Account and  Security→Mobile  Number→Change  Mobile Number‥と進み、(新スマホ)電話番号を入力して→Next、(新スマホ)に届いたSMS認証コードを確認、(旧スマホ)に入力し、携帯番号を変更。
  • その後、(新スマホ)にインストールしたAlipayから、(新スマホ)携帯番号と(新スマホ)に届いたSMS認証コードを入力し、ログイン。

 

‥これだけで良いのかな?と思われます。

 

私は、ここへ辿り着くまでに、顔認証でログインしようと試みて、パスポートを写真で撮ったり、Google playストアのAlipayではなく、ネットから直接インストールした「支付宝」で、パスポートのICチップを読み込ませて、本人登録をしてみたり、E-Mailでログインしようと試みてみたり‥。

 

もう、ホント、訳がわからないまま、いろいろ触っていたので、途中で、どちらのスマホでも、ログイン出来なくなったり、(旧スマホ)端末に、(新スマホ)の電話番号のIDが登録されてしまったり、また、いろんなパスワードをセッティングしたり、いったい何をしてきたのか?、試した順番も、何回試したか?もわからず、頭の中は、ぐちゃぐちゃ‥。

最初から、SMS認証コードが受け取れれば、たぶん、全然、こんな苦労は、しなくて済んだことと思われます。

 

ま、これが、本当に正解なのか?どうか?、もしかしたら、よく解っている方々からすれば、何言っているの?そうじゃないよ!‥という感じかもしれませんが、この私の失敗(盲点)の経験が、これから、こちらへ渡航される皆さまの、もしも、うまく、携帯電話番号の移行が出来なかった時の、何らかの参考になれば‥と思い、一応、書き留めておきました。

 

知らないところから届いたショートメッセージでも、SMSで受け取って、表示するように、設定しておくこと‥ これ、SMS認証コードを受け取るために、とても大事でした。

渡航前の、余裕のある時に、一度、確認しておくと、良いかも知れません。😅