おばさん、上海ってどうよ!

え!ウソでしょ!? 50代半ばでダンナの海外赴任に帯同することに‥。 2021年〜コロナ禍での帯同に伴う葛藤や奮闘を書き留めていきたいと思っています。

せっかく習ったのに‥

今日は、朝から、すごい雨。

ダンナが出勤する時間には、遠くで雷も聞こえていたくらいのどしゃ降りでしたが、私が、4回目の中国語レッスンへ向かう頃には、小雨になっていたので、ちょっと、助かりました。

 

中国語のレッスンは、じっくりと見ていただいた拼音の学習も、先週で終わり、今週からは、語学学校オリジナルのテキストに沿った会話形式で、挨拶や、自己紹介などから、順に、教えていただいています。

 

今日は、ホテルでのチェックインや、レストランでの注文などのシチュエーションを使った勉強でした。🤗

 

ホテルのシチュエーションでは、フロントで名前を聞かれて、答えたりする会話や、お部屋の案内の話から、数字の読み方などを、レストランのシチュエーションでは、店員さんが注文を取りに来てくれて、いろいろなメニューを注文する会話の中で、いろいろな『量詞』についても、教えていただきました。

 

『量詞』というのは、日本でも、ものを数えるときに、そのものによって、1枚、1個、1杯などと、数え方の単位が違っているように、中国語でも、それぞれ、数え方が違うようで、そのいろいろな種類を教えていただきました。

 

テキストの中では、炒め物など、平たいお皿で出てくるものに対して『1盘』とか、ご飯や麺など、深い器で出てくるものに対して『1碗』とか、飲み物など、カップで出てくるものに対して『1杯』とか、セットメニューなど、いくつかのものを(1人前として)ひとくくりにしているものに対して『1份』とか、数え方が、いろいろ、出てきていました。

 

そのほかにも、先生が、ケーキは『1块』とか、バナナは、1本なら『1根』、1房なら『1把』とか、ビールは、ジョッキのような大きな入れものでも、1杯であれば、そのまま『1杯』だけど、瓶に入っているものなら、1本は『1瓶』になるとか、牛乳は、瓶やプラスチックボトルに入っているなら『1瓶』だけど、紙パックに入っているものなら『1盒』になるとか‥その他、たくさん例を挙げてくださって、覚えきれないくらい、いろいろ、教えていただきました。

 

後に続く、単位の漢字の四声によって、その前についている『一』の四声の読み方が変わるのも、ルールに従ってはいるのだけれど、なかなか、感覚的に、覚えづらく感じました。

 

『量詞』については、本当に、楽しく教えていただきましたが、テキストに戻りますと、今日のシチュエーションの会話から勉強する主旨としては、レストランでのメニューの注文の仕方。

店員さんに、注文を聞かれ、これはありますか?とか、これとこれを下さい‥とか、そんなやりとりを勉強する単元だったのですが、全部、やり終わった後に、先生が、ひと言‥。

「ま、こんなやりとりは、10年前の出来事で、今の上海ではやりませんけど‥。」と。

 

えっ!? どういうこと???😳

 

今は、お店に行くと「欢迎光临!扫码点餐。」(いらっしゃいませ!メニューはスキャンしてね。)と言われるのだそう‥。

上海では、店員さんが、注文を取りに来てくれるのではなくて、自分のスマホで、テーブルのQRコードをスキャンして、メニュー表を読み取って、そのまま、スマホで読み取ったメニュー表から、自分で注文をするシステムなのだそう!!!

つまり、自分でスマホから注文して、お支払いもスマホで済ませられるので、こんなふうに、しゃべることがない‥というのです。

店員さんは、ただ、料理をテーブルまで運んでくるだけなのだそうです。

 

普段、スーパーでの、お買い物とかにも、確かに、現金は使ったことがなかったので、上海は、デジタル化がすごいなぁ‥とは、思っていたけれども、ロックダウンが解除された、今もなお、レストラン内での食事は出来ないため、ロックダウン中に、上海へ来た私は、まだ、上海での外食を経験したことがなくて、上海のレストランでは、そんな注文の仕方をするのね!?‥と、ビックリ!!

 

今日、先生に、上海に来たなら、絶対食べに行くべき!‥というお店を教えていただいたので、解禁されたら、ぜひ、食べに行ってみたいと思っています。😋