今日の上海も、一時帰国へ出発するまでは、寒いままの、良いお天気でした。
朝、8:50に家を出たのに、日本へ着いたら、もう陽が沈みかけていて、ビックリ!!
そのうえ、空港でのあれやこれやが終わって、とりあえずのホテルについたのは、もう、21:00前。
いや〜、疲れました‥。
えっ!? 何が疲れたかって!?
そうです。
日本入国時のPCR検査です。
搭乗した飛行機は、定刻17:20に到着のところ、16:45くらいに日本へ到着したのですが、機内アナウンスで、受け入れ態勢が、まだ、整っていないので、機内で待機せよ‥とのこと。
そのあと、何もアナウンスがないまま、前の方から、飛行機を降りている様子を察して、皆さま、一気に、降り出す始末。
飛行機を降りてからは、とにかく、歩いて、歩いて、さらに歩いて‥。
列が止まった‥と思ったら、赤いリボンのついた、空の名札ケースを、首からかけるようにと言われ(手に持っていた人は、今、ここで首にかけるように!と注意されていました)、また、さらに、先に歩いていって、階段を降りたところに、やっと、PCR検査のための唾液を、個別ブースで採取するところがありました。
(→ここで、17:15くらい。)
列に並んで、順番がきたら、まず、パスポートをスキャンされて、番号のついたシールが貼られた、ピンクのA4の薄い用紙と、同じ番号のシールが貼られた試験管を渡されます。
そのあと、それらを自分で持って、個別ブースに入り、梅干しやレモンの写真を見ながら、唾液を採取するようになっていました。
ピンクの用紙と、パスポートと試験管を持ったまま、唾液を試験管に入れやすくするための、じょうごを渡され、「試験管の蓋を外してから、唾液を、線の上まで入れてください」と言われました。
簡単に言われましたけど、まず、ものを置くところがないので、色々なものを持ったままでは、蓋も外しにくいし、梅干しやレモンの写真なんかじゃ、全然、唾液も出ないし、線の上までって言われても、老眼で、よく見えないし、私は、唾液の採取に、結構、時間が掛かってしまいました‥。
(→ここで、17:45くらい。)
ダンナは、ブースに案内されたけれど、どのくらい唾液の量が必要‥とか、梅干しやレモンの写真すらないブースだったらしく、何も説明を受けずブースに入ったものの、どうしたものか?と困った‥という話でした。
唾液採取から、約1〜2時間後に、PCR検査の結果が出るらしく、それまで、パイプ椅子で待たされます。
飛行機から降りて、唾液採取のブースに出るまでのルート中、自動販売機や、トイレは、全て、封鎖されているので、採取後から、やっと、(決まった場所の)トイレにも行けるようになります。
待っているためのスペースは、狭い小学校の体育館で、卒業式を見ている保護者の席みたいな感じで、パイプ椅子が、ぎゅうぎゅうに詰めて並べられていました。
陽性の人がいるかもしれないから、こうやって、検査されているのでしょうに、ソーシャルディスタンスも取れないような、こんな感じで、1〜2時間も待つなんて、これじゃ、ここで、コロナを移されてしまう人もいるかもしれないんじゃないの?‥と思いました。
最後、陰性結果が出た人から、呼び出されるのですが、女性の職員さんが、ほぼ、お一人で、番号を叫ばれていて、大変そう!
日本の国民に対して、パフォーマンス的な水際対策で、中国の人の陽性者を、洗い出すつもりで、やっているのかも知れませんが、番号の呼び出しは、基本、日本語。
その日本語の呼び出しで、誰も動かなかったときにだけ、中国語で呼び出します(英語での呼び出しは、1回も無かったです)が、中国語で呼び出された数は、日本語で呼び出した数に比べると、かなり少ない。
もちろん、日本語のわかる中国人の方も、いらっしゃったとは思いますが、見た目にも、圧倒的に、日本人の乗客の方が多かったと思います。
19:10頃、やっと、ダンナと私の番号が呼び出され、PCR検査の結果が陰性であることが判明し、無事、第二関門も、突破出来たのでした。😭
少し前から、手荷物の用意をしていても、お土産の準備をしていても、タクシーに乗って空港へ向かっても、日本の空港についてからも、ずっと、検査結果が陽性になって、拘束されてしまうのではないか?という不安の方が大きくて、気持ち的に、全然、日本に帰って来れる感じがしませんでした。
検査結果の陰性が出ても、あぁ良かった‥と、とりあえず、ひと息つくことは出来ましたが、なんだか、まだ、不安を引きずっているのか?、今も、なかなか、テンションが上がってきません。
明日は、ここから、やっと、地元に帰れるので、感染対策をしつつ、実質、残りあと10日間の一時帰国を、予定通り、進め、久しぶりの日本を、楽しんで帰りたいと思っています。🤗