おばさん、上海ってどうよ!

え!ウソでしょ!? 50代半ばでダンナの海外赴任に帯同することに‥。 2021年〜コロナ禍での帯同に伴う葛藤や奮闘を書き留めていきたいと思っています。

無事、第二関門も突破出来ました!

今日の上海も、一時帰国へ出発するまでは、寒いままの、良いお天気でした。

朝、8:50に家を出たのに、日本へ着いたら、もう陽が沈みかけていて、ビックリ!!

そのうえ、空港でのあれやこれやが終わって、とりあえずのホテルについたのは、もう、21:00前。

いや〜、疲れました‥。

 

えっ!? 何が疲れたかって!?

そうです。

日本入国時のPCR検査です。

 

搭乗した飛行機は、定刻17:20に到着のところ、16:45くらいに日本へ到着したのですが、機内アナウンスで、受け入れ態勢が、まだ、整っていないので、機内で待機せよ‥とのこと。

そのあと、何もアナウンスがないまま、前の方から、飛行機を降りている様子を察して、皆さま、一気に、降り出す始末。

 

飛行機を降りてからは、とにかく、歩いて、歩いて、さらに歩いて‥。

列が止まった‥と思ったら、赤いリボンのついた、空の名札ケースを、首からかけるようにと言われ(手に持っていた人は、今、ここで首にかけるように!と注意されていました)、また、さらに、先に歩いていって、階段を降りたところに、やっと、PCR検査のための唾液を、個別ブースで採取するところがありました。

(→ここで、17:15くらい。)

 

列に並んで、順番がきたら、まず、パスポートをスキャンされて、番号のついたシールが貼られた、ピンクのA4の薄い用紙と、同じ番号のシールが貼られた試験管を渡されます。

そのあと、それらを自分で持って、個別ブースに入り、梅干しやレモンの写真を見ながら、唾液を採取するようになっていました。

 

ピンクの用紙と、パスポートと試験管を持ったまま、唾液を試験管に入れやすくするための、じょうごを渡され、「試験管の蓋を外してから、唾液を、線の上まで入れてください」と言われました。

簡単に言われましたけど、まず、ものを置くところがないので、色々なものを持ったままでは、蓋も外しにくいし、梅干しやレモンの写真なんかじゃ、全然、唾液も出ないし、線の上までって言われても、老眼で、よく見えないし、私は、唾液の採取に、結構、時間が掛かってしまいました‥。

(→ここで、17:45くらい。)

 

ダンナは、ブースに案内されたけれど、どのくらい唾液の量が必要‥とか、梅干しやレモンの写真すらないブースだったらしく、何も説明を受けずブースに入ったものの、どうしたものか?と困った‥という話でした。

 

唾液採取から、約1〜2時間後に、PCR検査の結果が出るらしく、それまで、パイプ椅子で待たされます。

飛行機から降りて、唾液採取のブースに出るまでのルート中、自動販売機や、トイレは、全て、封鎖されているので、採取後から、やっと、(決まった場所の)トイレにも行けるようになります。

 

待っているためのスペースは、狭い小学校の体育館で、卒業式を見ている保護者の席みたいな感じで、パイプ椅子が、ぎゅうぎゅうに詰めて並べられていました。

陽性の人がいるかもしれないから、こうやって、検査されているのでしょうに、ソーシャルディスタンスも取れないような、こんな感じで、1〜2時間も待つなんて、これじゃ、ここで、コロナを移されてしまう人もいるかもしれないんじゃないの?‥と思いました。

 

最後、陰性結果が出た人から、呼び出されるのですが、女性の職員さんが、ほぼ、お一人で、番号を叫ばれていて、大変そう!

日本の国民に対して、パフォーマンス的な水際対策で、中国の人の陽性者を、洗い出すつもりで、やっているのかも知れませんが、番号の呼び出しは、基本、日本語。

 

その日本語の呼び出しで、誰も動かなかったときにだけ、中国語で呼び出します(英語での呼び出しは、1回も無かったです)が、中国語で呼び出された数は、日本語で呼び出した数に比べると、かなり少ない。

もちろん、日本語のわかる中国人の方も、いらっしゃったとは思いますが、見た目にも、圧倒的に、日本人の乗客の方が多かったと思います。

 

19:10頃、やっと、ダンナと私の番号が呼び出され、PCR検査の結果が陰性であることが判明し、無事、第二関門も、突破出来たのでした。😭

 

少し前から、手荷物の用意をしていても、お土産の準備をしていても、タクシーに乗って空港へ向かっても、日本の空港についてからも、ずっと、検査結果が陽性になって、拘束されてしまうのではないか?という不安の方が大きくて、気持ち的に、全然、日本に帰って来れる感じがしませんでした。

検査結果の陰性が出ても、あぁ良かった‥と、とりあえず、ひと息つくことは出来ましたが、なんだか、まだ、不安を引きずっているのか?、今も、なかなか、テンションが上がってきません。

 

明日は、ここから、やっと、地元に帰れるので、感染対策をしつつ、実質、残りあと10日間の一時帰国を、予定通り、進め、久しぶりの日本を、楽しんで帰りたいと思っています。🤗