おばさん、上海ってどうよ!

え!ウソでしょ!? 50代半ばでダンナの海外赴任に帯同することに‥。 2021年〜コロナ禍での帯同に伴う葛藤や奮闘を書き留めていきたいと思っています。

上海大剧院へ‥②

今日の上海は、昨日よりはマシでしたが、同じように、うっすら青空が見える曇り空。

でも、朝から、昨日より、明らかに、気温と湿度が、高くなっていました。

いつも、長い髪を、後ろで束ねて過ごしているおばさんですが、今日は、暑かったので、今年初めて、束ねた髪を、アップスタイルにして過ごしました。

 

夕方には、うっすら、夕焼けも見えていたような気がしますが、夜は、結構な、大雨が降っていました。

明日は、上海ブラスバンドの練習で、大きな楽器を持って、移動する予定なので、雨が止んでくれると良いのですが‥。

 

さて、昨日、上海大剧院へ行った話を書いていたら、思いの外、長くなってしまったので、今日は、引き続き、ミュージカルを観て思ったことなどを、書き留めていきたいと思います。

 

ダンナが、予約していた席は、2人分で、現地給1ヶ月分の手取りの、約1/4くらいする、かなり、良い席でした。

指定されていた席は、1階で、真ん中のあたりの、8列目‥。

顔を上げないと、舞台上が見えないほどの、舞台からの近さでした。

 

舞台から近かったおかげで、迫力があると言いましょうか‥演じておられる方々の、熱量までも、伝わってくるような感じがする席でした。😊

 

しかし、残念なことに、せっかくの、こんな良い席なのに、先週、お借りしたDVDを見られなくて、今日のための予習も出来なかったので、ずっと、中国語で進んでいくストーリーは、何を言われているのか?わからなくて、やっぱり、訳がわからない‥。

観客の皆さまが、クスッと笑われているところで、なんで笑われているのか?わからないのは、ちょっと、悔しかったです。

 

でも、実は、舞台の両脇には、スクリーンがあって、歌の歌詞が中国語で、表示されていました。🧐

 

最初、音楽のメロディーに、中国語を乗せると、四声が違ったりして、違う言葉みたいに聞こえ、変な感じになるから、中国語字幕があるのかな?と、思ったりしましたが、よく考えたら、こちらでは、テレビでも、中国語音声の放送なのに、生放送以外は、必ず(?)中国語字幕が出ているようなので、『字幕あり』が、普通なのかも知れません。

 

このスクリーンの字幕の漢字を見れば、私でも、何となく、何を言っているのか?分かったような気がするのですが、私たちの席が前の方にあり過ぎて、真横にスクリーンが来ていたので、字幕を見ようとすると、残念ながら、舞台の方向が見えませんでした。

字幕を読みに来ただけ?‥みたいになるのは嫌だったので、やむなく、訳は分からずとも、舞台の方だけを見ることにしました。

 

なんせ、今日のメインの目的は、次回の定期演奏会で、演奏する予定の曲の背景などを、研究することですから。😅

 

良い席だったし、老眼のおばさんは、遠くはよく見えるので、舞台上にいる方々の、お顔の表情や、細かな動きまで、しっかり、鑑賞できました。

豪華な舞台の背景の、いろいろなからくりのあるセットや、きらびやかな衣装のスムーズな転換に、ワクワクしたり、オーケストラピットからも近かったので、指揮者の動きなんかも、見たりしました。

 

いつも、上海ブラスバンドで練習している曲の中で、いろいろなメロディーが、次々に、出てくるのですが、どんな場面で使われていて、どの役の方が歌われているのか?なども、観察したり、残念ながら、言葉は、聞き取れないので、演者さんの動きや表情を見て、いろいろ、想像しながら、観ていました。

 

舞台をご覧になっていた、他の観客の方々とは、ちょっと、違う感じで、観ていたことになりますが、このメロディーは、この役の方々が会話をしているときの、テーマソングっぽいな‥とか、このメロディーは、いつも、練習しているテンポより、ゆったりしていて、私は、こっちの方が好きだな‥とか、いつも吹いている楽譜とは、違う調の、演奏をしているな‥とか、いろいろ、気になったところがありました。

 

実は、この曲‥、いつも練習で、合奏をしている時に、ずっと、気になっていたのですが、1曲の中で、同じテーマが、何回も、繰り返されているところが、ちょっと、クドくて、まだ、繰り返すの?‥と、こんなに繰り返したら、聴いている方も、飽きるのではないだろうか?ということ。

 

今回の舞台でも、同じように、何回も、繰り返し出てきて、私は、やっぱり、飽きてきたような気がしました。

しかし、舞台では、その、同じテーマは、テーマでも、いろいろな人が、いろいろな言葉を乗せて、歌っておられるようなので、たぶん、言葉がわかる方々にとっては、そんなに、繰り返されているようには、感じないのかも!?と、思いました。

 

ところで、このミュージカル‥、第1部と第2部に分かれていて、途中、20分間の休憩があったのですが、その時、お手洗いに行こうとしたら、行列がすごかったので、いったん諦め、休憩がもう少しで終わる‥という頃に、もう一度、出直しました。

 

今度は、どなたもいらっしゃらなくて、すぐに、個室に入れたのですが、予ベル(だいたい5分前くらいにチャイムが鳴る)が聞こえなかった(たぶん、鳴らしていない)ので、そんなに焦っていませんでした。

 

しかし、どうやら、第2部の開始が、近づいていたようで、最後、手を洗うのに、水道の蛇口に手をかざし、お水がジャーッと流れた音がした瞬間、お掃除のおばさんが、慌てて入って来られて、私に向かって、ひと言、大きな声で叫ばれました!

 

「马上开始!(もうすぐ、始まるよ!)」

 

この日、ちゃんと、聞き取れた中国語は、このひと言だけかも!?

まだまだ、中国語の修行が足りない、おばさんなのでした。😂

 

‥以下、私が行った当日の、メインキャストの方々です。

主役の3人の方は、3人ずつ、交代で、出演されているようで、私の行った日は、ピンクの丸印を付けた、御三方でした。

皆さま、歌も踊りもお芝居も、とても素晴らしく、演出も素敵で、「さすがだな!」と思いました。


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