おばさん、上海ってどうよ!

え!ウソでしょ!? 50代半ばでダンナの海外赴任に帯同することに‥。 2021年〜コロナ禍での帯同に伴う葛藤や奮闘を書き留めていきたいと思っています。

基礎練習で、より良く

今日の上海は、雨でスタート。

でも、だんだん、止む傾向にあったようで、午後、出掛けた頃には、ギリギリ、傘をささずに出掛けられるくらいまで、止んでいて、夕方には、もう、雨は止んでいました。

今日の最高気温は28℃だったらしく、ここのところの気温と比べると、かなり低めですが、日差しは無かったものの、湿度が95%もあったそうなで、とても、暑く感じる1日でした。

 

さて、今日は、上海ブラスバンドの練習日でした。

今まで、いつも、曲の合奏練習を中心にやってきていたのですが、先月くらいから、皆さまが集合すると、まず、最初に、キッチリ、1時間、基礎練習をすることに変わりました。

 

今までも、最初に、音出しの意味合いも兼ねて、スケールやハーモニーの基礎練習をしていなかった訳ではありませんが、新しく入団されたメンバーの中に、バンドを指導した経験のある方がいらっしゃって、今は、その方が、基礎練習の指揮を取られています。

 

大人の一般団体の楽団では、中高生の時のように、コンクールに出場して、限りなく良い演奏を目指している、キッチリした楽団(ちょっと、間違うと、白い目で見られるような楽団)もありますが、そういうところは、割と若いメンバーで構成されていることが多いか?と思います。

 

しかし、メンバーの皆さまと一緒に、楽しく演奏することがメインの目的のような、ゆるい楽団(ちょっとくらいは、間違っても、広い心で、許してくれるような楽団)も、結構、あります。

十分、大人(シニア)になっている私は、楽しく演奏したいタイプなので、最近は、どちらかというと、緩めの楽団に入っている方です。

 

もちろん、緩めの楽団でも、楽しければ、それで良い訳ではなく、良い音楽を演奏することを目指していますが、コンクールバンドは、専門の勉強をなさった方などが、指揮をなさるところが多い中、緩めのバンドでは、メンバーのの中から選ばれた、言うなれば、素人の団内指揮者の方が、指揮を取られることが多いのではないか?と思うので、コンクールバンドのようなキッチリした演奏を指導するのは、難しいかも知れません。

 

指揮をとって、指導をされる団内指揮者の方々は、今までの私の経験では、だいたい、楽器の演奏も、お上手な方ですので、メンバーは、指摘されることを、信じて、実践していくだけなのですが、ちゃんと、専門の勉強された方の指揮や指導は、指摘されることを改善するために、曲のイメージや、良い音を出すための実技的なイメージを持たせてくださったりして、やっぱり、ちょっと、違う気がします。

 

私が、若かりし頃、コンクールバンドに入っていた時に、指導をされていた指揮者の先生も、見ているだけで、先生がどんなふうに演奏させたいか?がわかるような、引き込まれる動きの指揮を振られていて、とても、演奏しやすかった‥という、記憶があります。

 

今回、新しい指導者が増えて、基礎練習にも時間を割くようになった、上海ブラスバンドは、楽しい中にも、音楽性も高めていくバンドに、変わっていきそう!?

私が退団するまで、残り少ない練習ですが、中高生に戻ったような、素直な気持ちで、基礎練習を、楽しんで、取り組んでいます。

 

次回の『第35回上海ブラスバンド定期演奏会』では、指揮者2人体制になり、スキルアップした演奏で、皆さまに、きっと、楽しいひとときを、お届け出来ることでしょう!😊

(※ホントは、私も参加したかった!!)