今日の南京は、どんよりとした曇り空。
雨が降らず、日が差さないのは、暑くなりすぎないので、旅行者にとっては、なかなか、良いお天気。
しかし、今日、朝1番で、南京から、高铁に乗って帰ってきた、お昼前の、上海は、雨模様でした。
黒い雲の下で、強く降っているところと、青空が見える空の下で、晴れているところがあって、雨と晴れが、交互にやってくるようなお天気みたいでした。
さて、昨日、南京へ行った話を書いていて、話が長くなってしまったので、今日は、続きを書き留めていきたいと思います。
急に、思い立って、旅行に行くことになったので、ゆっくり、観光をする時間が取れないことは、承知の上でしたが、ダンナが、上海へ来てから、ずっと、そこへ行くことを希望していた『侵華日軍南京大屠殺遭难同胞纪念馆』へ行くことを、唯一の、目的としていました。
入館料は、無料‥ということだけ、確認していたようですが、いざ、行ってみると、入り口前のフェンスのところに、QRコードが用意してあって、どうやら、予約が必要なようでした。
早速、QRコードを読み取ったものの、午後2時半くらいに、現地に到着したので、今日の予約は、もう、いっぱいで、取れない状態でした。
えっ!? ここまで来たのに、中に、入れないの!?
ちょっと、パニックになりましたが、勉強不足で、急に行ったので、仕方ありません。
しようがないので、建物の外周だけ、1周、回ってみるか‥と、歩き出した先に、予約無しでも、優先的に入れる方々の窓口や、外境から来た人の窓口があるのを見つけました。
私たち、外国人なので、もしかしたら『外境』の枠に、該当しているかも!と、ダメもとで、係の方に、パスポートをお見せしてみたところ、パスポートをチェックされて、なんと、入っても大丈夫なようでした。
せっかく、時間をぬって、ここまで、来たので、入舘することが出来て、ありがたかったです。
ちゃんと、予約を取ってから、入場してきた方々が入ってくる、入り口のあたりに、献花用のお花が用意してあり、QRコードを読み取って、任意の額のお賽銭を振り込むと、お花を渡していただけます。
私たちの国の、かつての軍人達が、引き起こしたことによる、犠牲者の方々を、追悼する意味も込めて、それなりのお賽銭をし、お花をいただきました。
建物の中に入ると、そこは、かつて、日本軍による、大規模な虐殺が行われた過去がある土地で、そのことを忘れず、平和に向かっていこう!というような内容の、展示物などが、たくさん、ありました。
ほとんどの展示資料には、英語訳と日本語訳が付けられていて、大変、歴史の勉強となるものでした。
この歳になっても、知らなかったことも、多かったですし、ずっと、日本にいて、日本の情報しか与えられなかったら、知らないままだったであろうことも‥。😧
とても、広い敷地内で、ずっと、見学をしていたら、あらかじめ、湿布を貼っていたにも関わらず、腰の痛さが限界に‥というあたりで、ちょうど、ベンチが並んだ、休憩スペースが、あり、ちょっと、休憩。
また、別のところでは、ちょっとした、カフェっぽいスペースもあって、水分を摂りながら、こちらでも、ちょっと、休憩。
ところどころ、休憩を摂りながら、3つの展示スペースを回っていたら、14:50くらいに、入館したのに、外に出てきたのは、17:10くらい!😳
気がついた時には、思いの外、時間が経っていて、なかなか、見応えもありました。
ちなみに、途中で、私の腰が痛くならなかったら、ダンナは、もっと、時間を掛けて、回っていただろうと、思います。
昔にあった現実を受け止めつつ、日本人としての反省の上に、世界が平和になることを願うばかりの、おばさんです。🙏
最後に、昨日、撮った写真です。