おばさん、上海ってどうよ!

え!ウソでしょ!? 50代半ばでダンナの海外赴任に帯同することに‥。 2021年〜コロナ禍での帯同に伴う葛藤や奮闘を書き留めていきたいと思っています。

南京へ行った目的は‥

今日の南京は、どんよりとした曇り空。

雨が降らず、日が差さないのは、暑くなりすぎないので、旅行者にとっては、なかなか、良いお天気。

しかし、今日、朝1番で、南京から、高铁に乗って帰ってきた、お昼前の、上海は、雨模様でした。

黒い雲の下で、強く降っているところと、青空が見える空の下で、晴れているところがあって、雨と晴れが、交互にやってくるようなお天気みたいでした。

 

さて、昨日、南京へ行った話を書いていて、話が長くなってしまったので、今日は、続きを書き留めていきたいと思います。

 

急に、思い立って、旅行に行くことになったので、ゆっくり、観光をする時間が取れないことは、承知の上でしたが、ダンナが、上海へ来てから、ずっと、そこへ行くことを希望していた『侵華日軍南京大屠殺遭难同胞纪念馆』へ行くことを、唯一の、目的としていました。

 

入館料は、無料‥ということだけ、確認していたようですが、いざ、行ってみると、入り口前のフェンスのところに、QRコードが用意してあって、どうやら、予約が必要なようでした。

早速、QRコードを読み取ったものの、午後2時半くらいに、現地に到着したので、今日の予約は、もう、いっぱいで、取れない状態でした。

 

えっ!? ここまで来たのに、中に、入れないの!?

ちょっと、パニックになりましたが、勉強不足で、急に行ったので、仕方ありません。

しようがないので、建物の外周だけ、1周、回ってみるか‥と、歩き出した先に、予約無しでも、優先的に入れる方々の窓口や、外境から来た人の窓口があるのを見つけました。

 

私たち、外国人なので、もしかしたら『外境』の枠に、該当しているかも!と、ダメもとで、係の方に、パスポートをお見せしてみたところ、パスポートをチェックされて、なんと、入っても大丈夫なようでした。

せっかく、時間をぬって、ここまで、来たので、入舘することが出来て、ありがたかったです。

 

ちゃんと、予約を取ってから、入場してきた方々が入ってくる、入り口のあたりに、献花用のお花が用意してあり、QRコードを読み取って、任意の額のお賽銭を振り込むと、お花を渡していただけます。

私たちの国の、かつての軍人達が、引き起こしたことによる、犠牲者の方々を、追悼する意味も込めて、それなりのお賽銭をし、お花をいただきました。

 

建物の中に入ると、そこは、かつて、日本軍による、大規模な虐殺が行われた過去がある土地で、そのことを忘れず、平和に向かっていこう!というような内容の、展示物などが、たくさん、ありました。

ほとんどの展示資料には、英語訳と日本語訳が付けられていて、大変、歴史の勉強となるものでした。

 

この歳になっても、知らなかったことも、多かったですし、ずっと、日本にいて、日本の情報しか与えられなかったら、知らないままだったであろうことも‥。😧

 

とても、広い敷地内で、ずっと、見学をしていたら、あらかじめ、湿布を貼っていたにも関わらず、腰の痛さが限界に‥というあたりで、ちょうど、ベンチが並んだ、休憩スペースが、あり、ちょっと、休憩。

また、別のところでは、ちょっとした、カフェっぽいスペースもあって、水分を摂りながら、こちらでも、ちょっと、休憩。

 

ところどころ、休憩を摂りながら、3つの展示スペースを回っていたら、14:50くらいに、入館したのに、外に出てきたのは、17:10くらい!😳

 

気がついた時には、思いの外、時間が経っていて、なかなか、見応えもありました。

ちなみに、途中で、私の腰が痛くならなかったら、ダンナは、もっと、時間を掛けて、回っていただろうと、思います。

 

昔にあった現実を受け止めつつ、日本人としての反省の上に、世界が平和になることを願うばかりの、おばさんです。🙏

最後に、昨日、撮った写真です。


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